2023年5月6日 / 最終更新日時 : 2023年11月16日 yasukichisan スコッチウイスキー　

キャパドニック 20年

グレングラント第2工場として建設されていたが、途中でキャパドニックと名付けられた。今は閉鎖されている貴重なウイスキー。モルトがべっ甲飴のようで味は濃いいちご。味わえば味わうほど甘みが浮き出てくる。少し固い感じはあるが全体 […]

2022年5月28日 / 最終更新日時 : 2022年8月19日 yasukichisan スコッチウイスキー　

ブローラ シグナトリー瓶詰 20年

渋味を帯びた塩モルト。燃えるように鼻からブリニーピートが抜ける。言葉が詰まるくらいの感銘とモルトのパフューム。20年の熟成カスクよりもパフューミーな塩気がリッチ。 ブローラは閉鎖された蒸留所で幻モルト。今は38年ぶりに蒸 […]

2021年8月10日 / 最終更新日時 : 2021年8月23日 yasukichisan アメリカンウイスキー

ハーシュ セレクション スペシャルリザーブ 20年

これはバーボンではなくアメリカンウイスキーに定義上なってしまう。バーボンウイスキーの定義である「内側を焦がした新樽」ではなくて古樽を使用して熟成させているからである。モルトと麹のぬるーい甘みの中盤でワイニーな上品さもある […]

2021年1月10日 / 最終更新日時 : 2021年1月24日 yasukichisan キャンベルタウン　CAMPBELTOWN

グレンスコシア ウエストウッド 20年

プールサイドとヨーグルト香。剥いたシャインマスカットの皮の香り。味はマスカットと綿あめでジューシー。フルーツの缶詰にピートというのがいちばんしっくりくる表現。

2020年8月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月15日 yasukichisan アイラ　ISLAY

ボウモア ダグラスレイン 20年

微かにプールサイドとパッションフルーツ香。カスクからくるはちみつ感とアイラのヨード香が交差してボウモア特有の空間に。フルーツティーのようで、ピーチティーにガムシロップ。あとから甘みのあるヨードが胃から鼻へと上がってくる。

2020年8月23日 / 最終更新日時 : 2020年11月11日 yasukichisan スペイサイド　SPEYSIDE

ミルトンダフ　リキッドサン瓶詰　20年

青りんごとモルトの甘み、発酵したヨーグルトの表面の香り。華やかにグリーンアップルがフルーティー。決して消臭剤のようなグリーンアップルのパフュームではなく果実のようなみずみずしさ。奥に潜むピートが青りんごの表面の皮を甘く変 […]

2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月11日 yasukichisan スコッチウイスキー　

グレンリベット 20年 赤玉

12年赤玉とかなり近い香り。12年赤玉の明るいカスクに厚みある樹液が加わり、さらに焦がしたカラメルソースのよう。アルコールが蒸発してカスクがミントのようにスッと入ってきて鼻から抜ける。カスクの重圧感は軽やかに主張。刺激な […]

2020年7月28日 / 最終更新日時 : 2021年1月24日 yasukichisan キャンベルタウン　CAMPBELTOWN

グレンスコシア シグナトリー 20年

モルトと味噌がクリーンに香る。20年とは思えないクリーンな色だが、想像の付かない塩タンニン。硫黄のようにピートが心の奥にどっしりと余韻として残る。塩と硫黄、年数を重ねて丸くなるはずが個性を浮き彫りにしたボトル。 2021 […]

2020年5月30日 / 最終更新日時 : 2020年6月18日 yasukichisan スコッチウイスキー　

ベル 20年

ひと嗅ぎで納得してしまう特級オールド特有のカブトムシ香。ダンボールカスクに洋梨と苦み。複雑なモルトが流れるように舌を通過する。繊細な香ばしさがオールドのパワーだと感じる。あとからピートがほんのりと心地よい。

2020年5月29日 / 最終更新日時 : 2020年6月14日 yasukichisan アメリカンウイスキー

ジェファーソンズ 20年

たまり醤油ならぬ石鹸。花の蜜を大げさに甘くした印象。香水のように強い香りでフルーティー。口に入れてもキャンディーと香水の余韻。バーボンの無骨なイメージが繊細で華やかに変わる。まるで女王様のパフューミーなバーボン。フルーテ […]