ラガヴーリン 9年
ラガヴーリン独特の香りから爽やかに控えめな印象。水々しく潮っぽく、サラッと喉を通る。余韻はアルコール46%volとは思わせない爽やかにピートが残る。カスクの影響を強く残しラガヴーリン8年の時に感じたもろみの芳酵な主張がありつつもしつこくなくいくらでも個性的に飲めてしまう。
潮の主張が控えめなのはラガヴーリンらしくないがサラッとガムシロップを薄めたような甘さが万人に好まれるだろう。
ラガヴーリンの強さをマイルドにした一品だと感じる。個人的な欲を言うと8年のようなパンチが好みなので度数を上げて飲みごたえが欲しい。