サントリーウイスキー 知多

ウイスキーに興味がないとなかなか知らない事実、この有名な「知多」はシングルグレーンウイスキーである。大麦麦芽（モルト）以外の穀物、グレーン（大麦、トウモロコシ、小麦）などを使用した知多のサングレイン蒸留所で製造されたウイスキー。裏のラベルにグレーン、モルトと記載されているが、どんなウイスキーの製造にも糖化させる際にモルトの酵素を起爆剤として使用するからだろう。
若い木くず、新しいタンスの香り。グレーンのまろやかな香りの奥にアルコール香。シングルグレーンのなかにも木材的な樽感はしっかりある。
木材の若さと酸味が開くほど酸っぱく香る。
口に入れてホームセンターのベニヤコーナー。アルコールが辛い。鼻から抜ける息に粘膜が少々痛む。しかし、「知多ハイボール」にすると確変がおきる。木材感がほどよく、華やかに感じグレーンとアルコールが絡み合って生クリームのような味に。
ストレートはシングルグレーンとして味に対して価格が高価であるゆえ、「知多ハイボール専用ボトル」として用意したい。

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