僕の体験上、この味噌の漬物のようで繊細な香りは確実なおいしさを先走らせる。モルトが濃厚で甘辛くリッチ。砂糖醤油ののり巻き餅を食べているよう。海苔を巻いたみたらし団子。

秋の芝生にこぼした古酒、オールドウイスキー。モルトの酸味が高音で香る。アルコールの辛みがあるものの、カスク感がキリッとリッチ。華やかで複雑。加水して広がるだろう、もったいないから絶対に加水はできないが。中華の一品料理のよ […]

1960年代前半流通のティンキャップ。よくこんなにきれいな状態で60年以上も生き残ったもんだ、、、上品な金属高、新品の十円玉を触った親指を蜂蜜に漬けたような香り。「これは開くぞ」と最初に直感するが結果はその通り。開くと古 […]

スコットランド産のブレンデッドウイスキー。すべてモルトのヴァッデッドモルト、ピュアモルトのボトル。日本ではあまり見かけないブレンド手法だと考える。原材料に「モルト、グレーン」のブレンデッドウイスキーと違って「モルト」とだ […]

香ばしく華やかに香るモルト。カスクもワイニーで華やか。モルトが口の中で爽やかで、フィニッシュでドライフルーツのリンゴのよう。華やかな特徴を持ちつつ口当たりスムース。

ハーブと漬物。香りが繊細で鼻から吸って肺まですっと流れ込む。舌の奥がカスク感で心地よく痺れる。87年から88年でこれも20万円で売られていたのは驚きだ！テキーラに近いスパイシー感がありリッチのひとこと。

金属香が上級すぎる。ハーブ香。こんな金属香は嗅いだことがないくらい上級。薬草系ハーブ。90年代に20万円で売られていたとは驚きとリッチである。ハーブはキンキンと刺激しながら口の中に広がり、柑靴系に長く残る。

モルトが発酵感とプルーンのように香る。ダンボール香が早く口に入れたいと食欲をそそる。口に入れて弾ける麦芽、グレーンなしのモルトというのがよく分かる。正真正銘のヴァッテッドモルトだ。開けば開くほどダンボールカラメル。

2000年記念のミレミアムボトル。シェリーが味噌のように香る。モルトがスパイシー。熟成感よりモルトのスパイシーなパワーが印象的。開いてロースト珈琲の香り。

繊細にカスクが華やか。さらっとみずみずしいがカスクの余韻が鼻から強く抜け長く続く。モルトの香りが強くシングルモルトと間違える。間違いなくモルトに比率が高く上質なのだろう。ワインのような余韻が上流階級のひとたちになった気分 […]