厚岸(あっけ)ノンピートとピーテッドの飲み比べ

北海道に去年できた蒸留所でまだ数カ月しか熟成されていないまだウイスキーとは呼べないスピリッツでウイスキーの卵です。詳しくはシングルモルトスピリッツと呼びます。
ノンピートからテイスティングします。ヨーグルトの香りで麦芽の発酵したてのミルクの香りで、シュークリームの香りにも感じます。飲むと生々しく発行された甘みが塩っぽく伝わります。かなり強烈な塩加減です。個性的で上質な麦感でジャパニーズの飲みやすさっぽくない、個性的な路線で将来が楽しみなお酒です。
次にピーテッド。発酵した麦芽のミルクに刺激的で芯から伝わる強いピート。オクトモアに近いピート感で麦の香りがふんだんに効いています。ピートがすぐに鼻の奥を刺激しますが、芳香なミルクの香りが和らげます。塩ミルクに強烈なピートでアードベック同等の50PPMらしいですが、体感的にはオクトモアくらいに感じます。そして、塩っぽさはそれ以上です。日本でスコッチのアイラを再現するかのような、個性的でスコッチ、アイラ好きな人も魅了する今後輝くであろう期待のお酒です。北海道の厚岸は日本で唯一、一年中牡蠣を出荷している産地で、正に磯の香り漂う生牡蠣にこれでもかというくらいマッチしそうなお酒です。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です