I.W.ハーパー 現行12年と80年代12年と101(90年代)の飲み比べ
現行12年・・・樽にツンとしたアルコールの刺激。リンゴのすりつぶしの香りで純粋に穀物の甘み、オークのエキスの良さはこのことだと判りやすいウイスキー。
80年代(12年)・・・現行に加えて別の木材のエキスが複雑に加わった香り。コルクの強い香り。ハッキリとしたシロップの甘みと樹液の風味がパワフル。
101(90年代)・・・強い溶剤とアルコール香が刺激的。酸味は弱く樽の強いエキス、えぐみはあっても苦くなく、味噌と揮発性のある水あめの香り。生姜を水あめと混ぜた味が印象的。テリヤキの甘さが分かりやすい表現である。