トマーティン オールドモルトカスク瓶詰め40年とインプレッシブカスク35年の贅沢飲み比べ
1985年に日本が最初に所有した蒸留所で70年代に温排水を使用してウナギの養殖をしていたのが面白いエピソードですね。贅沢に熟成された年代物を飲み比べします。
まずオールドモルトカスク瓶詰の40年から、青りんごと子どものヨダレをこすったホッペの香りです。フローラルに花、華やかな味がします。石鹸を舐めた後に残る味で、ヨダレの表現は発酵的な味なのか、醤油の空瓶のような余韻を感じます。パフューミーなアロマなウイスキーでした。
続いてインプレッシブカスク35年とこれも年代物です。シェリーカスクの香りで年代物なのに若いブドウの香りです。飲むとフルーティーで花の味。余韻としてピッタリハマった表現としては、子供用の液状に処方された風邪薬(ピンク色もしくはオレンジ色)の風味です。フローラルな余韻が長く続きます。舌のサイドが甘く痺れます。