2014年にボトラーズのアデルフィ―社が創業したアードナムルッカン蒸留所。ゲール語の表記は難しくアードナマッハンとも呼べる。まだ日本では発音が安定していないのでどちらでも呼べてしまう今。まだウイスキーではなくスピリッツの […]

シトラスで漬物、ピクルスの香りでラストの香りは白ぶどう。開くとぶどうの渋い皮。シェリーが強くポリフェノール。これ以上熟成させるとキュッとしたエグミが発生しそうで絶妙なボトリング。

豚骨ラーメンの粉の香りとカブトムシ香がオールド。ツンとするのはアルコールではなくモルトの甘い酸味。ツンとしたモルトがパフューミーに脳に響く。モルトの溜り醤油。脳に響いて焦点がズレるほどの余韻が逸材。

白ぶどうスカッシュの香り。青りんごの歯磨き粉チューブをこすったような強い薬品系フルーツ香。苦く脳に染みるなかで舌には苦く残らない。

シャンプーしたての髪と地肌の生理的な香り。奥にしっかりとしたモルトとオールドの香り。シングルだが、グレーンっぽいマイルドさの奥にタンスの芳香剤のようなオールドなパフューム。オイリーにブリニー。心地よく甘塩っぽく喉を通る。

１０年に対して黒糖と焦げた木材を漬けた香り。コクが黒蜜のように体の中に香る。アルコールの痺れは１０年と同程度であるものの黒糖と焦げた木材の余韻が黒蜜のように残る。開いてくるとグラスにまとわりついた膜から甘くぶどうジュース […]

桃とリンゴを混ぜてジューシーに弾ける香り。すももとアルコールの初々しい果実的な香り。梅酒ロックのローランドっぽい香りだがグレンゴインは生まれはハイランドで育ちはローランドである。アルコールがピリッと辛く、40％とは思えな […]

一度蒸留所を休止した前のウイスキー。香りがグラスの中でモルティーに籠って華やか。濃厚なモルトとピート。明らかにモルトのおかゆ、モロミを食べているように甘い。純粋に上質なモルト、小細工はいらない。ストレートなモルトの甘み、 […]

発酵性のある漬物のような香り。金属香が奥にありキンと鼻に入る。若くて弾けるようなモルトが口の中で広がり、後からリンゴの甘みが上がってくる。若くも芳ばしくモルトが上質で強い主張。

ぶどうの乳酸菌、ヨーグルト、シェリーとぶどうがスライムのように鼻から抜ける。フィノ、モルトの発酵感が漬物ではなくジェル系に華やか。これがスライムのように感じられたわけだ。フィニッシュでタバコの紙に近いスモーキーでクリーミ […]