スプリングバンク 現行1つ前の18年とローカルバレイ16年の飲み比べ
現行のひとつ前のオフィシャル18年は18年の熟成を感じる塩モルトキャンディ。塩気のあるミネラルハンドソープ、梅塩の香りで印象深いです。ピートが甘いモルトを芳ばしく焼き上げ煎餅といったところです。おばあちゃんのぽたぽた焼き煎餅のような食感です。
カスクが口の中を渋く、フィニッシュでキュッと締めてメリハリをつけてきます。甘みを少し残したまま塩っぽさを主張しますが甘さの方が5:2の割合でフィニッシュで勝ち越してきます。
ローカルバレイは18年と似たキャンディですが付け加えて腐葉土の香りを感じます。豆煎餅の香りでしっかりと脳まで塩が染みてきます。
砂糖醤油が口の中に入り、餅の焦げ目が鼻から甘く芳ばしく抜けるのが印象的です。