バナナと溶剤、強烈なツンとしたバーボンアタック。しかもオールディーで良質。以前飲んだＴスタッグを強烈さで思い出す。アイラウイスキーに求める癖のある正露丸ピートなら、オールドバーボンに求める溶剤感がここにある。

ひかえめだが、ただ膜を張っているだけですさまじいバーボン力を秘めている。口当たり、温めの流れでなぜか息を吐くときに脳に響く。古き良き個性があるなかで当たり障りない。ゴールドラッシュ時期にクレメンタインという美しい女性をモ […]

ネーミングの由来はダフネ・デュ・モーリアの小説「レベッカ」の主人公だそう。アルコールが油粘土とブドウ。強いオークの香りはあるものの、ずっと嗅いでいるとプルーンになってくる。べっこう飴をなめたあとの甘い余韻と酸味を帯びてい […]

ジムビームの厳選された樽を買い付けてシカゴで12年熟成。シカゴは冬の寒暖差激しく、ケンタッキーとはまた違った熟成になるであろう。バーボンの力強さというより、ぶどうでワイニーで華やか。しっかりと口の中で溶剤とアルコールがま […]

ブドウのグミの香りとしっかりと溶剤香。甘くプレーンが広がり、重厚感あるフルーツ。奥行きなんてかき消してしまうスタートのインパクト。アルコール感をあまり感じさせなく、不思議とあとから吐く息から感じられる。

70年代後半から80年代前半にかけてリリースされたインディアナ州のバーボンウイスキー。バーボンらしきパワーの中にプルーンのねっとりとした甘い香り、微かなマジックインキ香、絶妙なバランスだ。4年とは思えない華やかさがグラス […]

自分の好きなバーボン特有のマジックインキ香はある。マッキーの黒といった感じだろうか。湿った材木の削りカス。タンニンがダークに甘く、ねっとりと口の中にまとわりつく。フィニッシュはスコッチとはまた違うダークな華やかさでマジッ […]

塩っぽさ、昆布のような香りと開けたてのオモチャ。プールサイドとしその香りもする。みずみずしくスムースで優しく後味が甘いマジックインキ。

80年代前向きラベルより前のラベル。コクと深みが香りで分かってしまう。強烈にアルコールと樽エキスが口の中に広がる。口の中全体に広がるのが早く飲みごたえもある。他のワイルドターキーと比べてもパワフルでありながらもフィニッシ […]

アルコールがアロンアルファ香。しかし、なぜかクリーンでもある。開くとアロンアルファが消え、華やかでモルト、ホワイトオークの香りがグラスからはみ出る。口の中の唾液がすべてからみとられてキュッと締まる。しかし、舌にモルトの華 […]