アードナムルッカン AD/09.20:01とAD/01.21:01をスピリッツ段階の2018と2019の飲み比べ
以前まだウイスキーの定義を満たしていない熟成3年未満の2018と2019のスピリッツを飲んだが、今回はウイスキーになった2本のボトルを加えて飲み比べをした。
2018 スピリッツ
若い洋ナシのすりおろし。ミルキーで塩っぽく濃厚なピート。ニューボーンの頃の厚岸を思い出す。
2019 スピリッツ
少しエグミが香るが、2018よりカスクが出てきた。口の中ではタンニンがスパイシーにキュッとなり、塩っぽいモルトと厚岸のようなピートがある。
AD/09.20:01
シングルモルトとなってスピリッツの頃と比べて明らかに明るくマスカットのような香りになった。奥にキャンディーのような甘いフルーティーさがみえる。酸味が強く口の中に味が長く残る。ラストのピートが優しいながらの重量感がある。
AD/01.21:01
モルトの香りが華やかに酸味。ピートがグラスの底に溜まっている感じがする。変な雑味がなく純粋にミルキーなピートの味わい。思いようで当たり障りない。