みずみずしくはじけるモルト。スペイサイドモルトのように華やかに広範囲にシェリーが香る。今まで飲み比べてきたラガヴーリンと少し別世界感。やっぱりスペイサイドモルトのような華やかさがここにある。

以前造られたオフィシャル16年の廃止から現在16年につながるオフィシャルボトル。たしかに現行につながるラガヴーリンらしいアイラピート、オイリーさがある。まろやかでオイリーなピート、しかしさすがにカスクストレングスだけあっ […]

なめらかでオイリーなりんごの香り。この濃厚でクリーンなヨーグルト香は高アルコール、強ピートを連想させる。甘く、しょっぱく、オイリーな3点セットは体に染みる。オフィシャルの8年の飲みごたえあるパンチを余裕で超える。

普通にラフロイグの香り。ピートのパンチはヨード、腐葉土、海藻のインパクト。口に入れるといつものオフィシャル10年よりピートが暴れている。芯まで届くラフロイグのピートの特徴より、表面に響くアードベックに近いアタック。

ピートが表にでていて程よい。ピートよりモルトの香ばしい香りが勝っているのがよい。開いてくるとカラメルのように甘い香りがでてきて少々ダークなコクが隠れている。