程よい酸味とプールサイド。プルーンとパッションフルーツが混ざりって南国。全体的にピートの膜が包んでいるよう。みずみずしくブリニー、後からはちみつ感よりモルトの甘みが立ち上がる。

赤ワインの酸味を帯びたぶどうの香り。ポリフェノールがぶどうの皮と連携して感じられる。ピートは潮っぽくブリニーに喉を通過する。

激しいプルーンのベッタリした香りとプールサイド。加えて後からピート香。マスカットの熟した甘い香り。ぶどうのポリフェノール感が甘く感じさせ、アルコールと一緒にガツンと喉を刺激しながら通過し、後からピートが上がってくる。 2 […]

ピートと干し草の混ざった香り。秋の馬小屋の香り、というのは良い意味の表現で実際は心地よい。干し草の香りは嗅げば嗅ぐほどクセになり止められない。バッタを飼育した虫かごの香りとも表現できる。口に入れると甘くみずみずしくサラッ […]

ヨードの香りとピートがスモーキーに混じりべっこう飴のような甘い香り。アルコール55.6％とは感じないまろやかな甘い香り。ピートの中盤からくる余韻と鼻から抜けるヨードが激しく、少しアルコールの効果あって胃が温まる。

ラフロイグの立ち上がるヨード香とヨーグルトのような発酵性の香り。パフューミーでキャンディー、現行１２年のボウモアのようなキャンディー感。ピートの苦みと塩、潮っぽさが絶妙に絡んで脳へと届く。飲んだ後の鼻からでる余韻がキンキ […]

シェリー色濃くオーキーな香りは新聞紙とベニヤの香り。シェリーの樽のバーボンのような印象。ノンエイジの中にカスクのエグミが少しある中でチェリーとシェリー。アイラのピートとはまた違ったシェリーとカラメルの主張。

ソーピーで化粧品売り場のようなオーク。化粧のパウダーのような香り。アイラの感じが香りではなく華やかな個性的なスペイサイドのよう。しかし口に入れて驚くのはギャップではなく正にパフューミーでソーピーな香りのままな舌触りと鼻か […]

塩気を帯びた草の香り。海辺の塩が貼り付いた小屋。小屋での焚き火、石ころの燻製。ボウモアとは思えない強いピートとヨード香のフィニッシュ。アードベッグに近いピートの主張に加え塩の余韻。

フルーツとプールでパフューミー。ほど遠く奥にアイラのヨード香とピート。フローラルなキャンディー。２０年の熟成を感じさせないモルトの弾けるパワーは中間からアイラのヨードが印象に残る。