ポールジョン ニルヴァーナ

実は世界で一番ウイスキーを消費している国はインドというのはなかなか知らない事実。そんなインドのシングルモルト。ニルヴァーナというと自分はロックバンドの「ニルヴァーナ」のギターヴォーカリストのカートコバーンを思い浮かべる。調べてみると、ニルヴァーナとは仏教の究極の解放された境地で奥が深い。これは関連あるんだと思った次第。

若々しいモルトの香りがしそのように香る。グレーンのようなクリーンさがあるが列記としたシングルモルト。若い樽の香り、辛口ジンジャーのようなスパイシーさがある。ピートがほどよくビターにプリンのように甘いモルトに溶け込んで、焼きプリンにラムをかけたような味わい。

口のなかではピートとジンジャーの辛みが尖る。もっと熟成させたい途上な気持ちが本音。ロック、ハイボール要員としては優秀なのでよいが。開いてくると鉛筆の削りたてのようなカスキーさ。グラスの中も香ばしく新品の鉛筆感。

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