グレンタレット 12年 ミニチュアボトルと飲み比べ

スコットランド最古の蒸留所「グレンタレット」ってこんなにパフューミーなのか?と思わせる時間だった。悪く言うと「ヒネ」といわれる石鹸や化粧箱のような余韻は、人によっては苦手意識を呼ぶ。しかし、この「ヒネ」を克服しないと飲める古酒は限られてしまう。自分は好きなのでよいが。

フルボトルは味噌、発酵系のしょっぱさが香る。「フルーティーなみりん」という表現がしっくりくる。奥に夏みかんジュース。
口の中にも夏みかんのような酸味が広がる。

ミニチュアボトルはアルコールと化粧箱パフューミー。これぞ「ヒネ」!石鹸の舐め回しタイム。女性用の香水を下に一滴垂らしたようだ。
ショッピングモール、デパ地下の化粧品コーナー。一度舐めた石鹸のように口の中にソーピーにまとわりつく。鼻からファンデーション。理容室の仕上げの白い粉?ポンポンされているようだ。ここまでパフュームされるとさすがにくどいと思ってしまう。苦手な人はトラウマになるほど。

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