グレーンとアルコール香が最初に顔を出す。スムースでソフトな口あたり。微かだが栗を思わせる甘みが後から上がってくる。ストレートで飲むと若さとグレーンの粗さを感じるがアルコールの辛み以外はまろやか。とにかくソフトで飲みやすい […]

スコットランドで乾杯の掛け声で「スランジーバ（健康を祈る）」らしい。薬草とダンボールのハーモニー。口に入れても香り通りの薬草の余韻が広がる。ダンボールのような香ばしさと胡椒のようなスパイスが飲むほどに目立ってくる。

沖縄限定で入荷されたブレンデッドウイスキー。竹林での焚き火。少し辛みのある青りんごとモルトのはじけるコクがある。ブレンデッドでシングルモルト特級独特のカブトムシ余韻が華やかに残る。開けば開くほど余韻がパフューミー。

雨の日のタバコの煙のよう。クリームのような薫香でまとわりつく。ハーブリキュールのキャンディ。フィニッシュでアイラのヨードが微かに顔を出す。

まるでワインのアルコールが蒸発しながら温かく鼻に入ってくる。華やかな熟成を鼻で感じる。モルトの香ばしさがぐいぐい前へ出てきてすんなり飲みやすい。焦げたようなモルトが明るくぶどうのようにジューシー。

樽、コルクの渋みが華やか。少し苦みのある香りは良いアクセントになり、現行の12年と共通する甘い赤リンゴをスッキリと締める。口の中で香りが爆発する。舌触りが少々荒くブレンデッドっぽくピリつくが、華やかに広がる余韻が埋めてく […]

ジャパニーズに近いモルトのはちみつ香。アルコール臭が少々きつい。オレンジの酸味が感じられる。グレーンの粗さとまろやかさがブレンデッドのように感じられるがオリジンはモルト同士のヴァッティング。口に入れると少しのピートとアル […]

バランタインの現在の青青の旗の前、70年代（78年まで）は赤青旗だった。焦がした醤油せんべい。発酵した薬草の枯れた香りが奥からしっかりと主張してくる。12年よりピリついた辛みが和らぎ、薬草の余韻が長く口の中に残る。

ブルーラベルの前のボトル。ラベルが青いので次からブルーラベルになったようだ。酸味ある渋いぶどうの皮。オールド特有のヒネとオレンジの香りが絡み合う。逸材すぎる！口に入れたモルトが脳に届くまでわずかで、ニコチンのようにモルト […]