グレンエルギン12年 30年以上前のボトル

目の前にグラスを置かれた瞬間にモルティーでカブトムシの香ばしい香りがして期待しました。僕が表現するカブトムシは風味を指しますが、香りでカブトムシを感じてしまったのでこれは脳に染みてくれるウイスキーだと飲む前から確信しました。シンナー系の覚醒(良い表現ではありませんし経験ありません)よりこのカブトムシ香で覚醒、酔ってしまうんではないかと思うほど強烈なカブトムシ香です。早く飲みたくて我慢できず口に含むと期待通りのモルト。甘いのかオイリーなのか酸味も感じます。カブトムシの味は期待以上に脳を染みてくれてこの余韻を渇望していました。飲んだ後の鼻から吐く息と同時にこめかみにツンツン刺激してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021/8/10更新

3年前に飲んだボトルでも、心に残ったボトルは覚えているもので、思い出してリピート。モルトとダンボールがワイニーにリッチ。奥にしっかりとビートル香。ニコチン並みの速さで脳に染みてくる快感。モルトの苦みがビートルにタンニンをおびながら入ってくる。言われたことや見てきたものより、舌で感じたり嗅いだ香りというのは説明できないがしっかりと覚えているものである。それは、一度口にして嫌いになった食べ物や飲み物の感触を覚えているかのように。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です