アードベッグ エイコーン瓶詰13年とADラトレー瓶詰20年の飲み比べ

エイコーン13年・・・いつものアードベッグの正露丸の香りに加えてよりシェリーとはちみつの甘い香りがある。奥に腐葉土のベース的な香りの分かる。口に入れるとコメカミに響く燃えるようなピートが印象的。キャンディのようなモルトの甘さの中でピートのパンチが良いアクセントとなっている。TENにシェリーの甘さを足して粗さを取ってまろやかにした一本。

ADラトレー20年・・・前者と違ってアードベッグの独特の香りは無く別物と言った印象。シケモクのようで甘い煙の香り。ツンとした刺激がない中でスモークの主張がメイン。塩気を帯びたパンチの効いたピートがこれもまた脳に影響を及ぼす。香りとは裏腹に口に入れるとアードベッグの特徴が顔を出す。樽のタンニンが余計に塩気を盛り上げてくれる逸材。

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